2025年度の講習計画は、決まり次第ご案内いたします。
「リスクマネジメントディレクター」とは、活動現場における安全管理者のことです。
組織・団体の管理責任者である「リスクマネジャー」と連携し、スタッフのトレーニングや安全確認などを行います。
終了後は、実施報告(事故報告書)や、「ヒヤリハット」事例をまとめ、現場責任者の立場でリスクマネジャーと次の事業実施に向けた安全対策を考えなくてはなりません。
参加者が安心安全に事業に参加できるよう、またスタッフが不安なく参加者を迎えられるように、良い現場の雰囲気を作ることが重要な役割なのです。
なお、講習カリキュラムをすべて履修された方へは、履修証をお渡しいたします。
※リスクマネジメントディレクター登録後は、3年ごとに更新が必要です
※登録費および更新費は9,000円です
講習時間・構成
9時間のカリキュラムで構成され、講義とグループワークを通して活動現場における安全管理について理解を深めます。
主に以下の内容が含まれます。
- ヒヤリハット体験からリスクを洗い出す
- 事故事例を共有し、事故原因の特定と事故防止策をグループ内で考える
- 持参した安全管理マニュアルの見直し
講習内容
- (1)リスクマネジメント概論 – Ⅰ
- (2)活動におけるリスク
- (3)事故事例の研究 – Ⅰ
- (4)ヒューマンエラー-Ⅰ
- (5)緊急事態への対応-Ⅰ
- (6)安全管理体制-Ⅰ
- (7)アクションプランと検定
- (8)ふりかえり
「(7)アクションプランと検定」にて実施する試験に合格された方は、資格申請をすることができます。
この講習を受講しリスクマネジメントディレクター登録をした方は、リスクマネジャー養成講習会を受講可能です。(※その他受講要件あり)
NPO法人自然体験活動推進協議会(CONE)の安全管理者制度
以下をすべて満たしている方が本講習会を受講可能です
🎯 受講対象者:
- 自然体験活動において概ね3年以上の実務経験を有している方
- 「CONEリスクマネジメント講習会」または、CONEが認定した他団体主催のリスクマネジメント講習会を修了した方
※赤十字等で実施される救命講習は該当しません。
※ディレクター養成講習会の初日午前に「CONEリスクマネジメント講習会」が行われる会場もあります。
✅ 参加条件:
- 活動における下記のマニュアル3点を持参すること:
- 運営進行マニュアル(事業計画書レベルの資料)
- 活動団体の安全管理マニュアル(無い場合は実施要項など)
- 人的組織図(緊急連絡網等)
- 所定の期日までに事前アンケートを提出すること
事前アンケートはこちら
※マニュアルは講習中にグループ内で共有します。持参方法はデータでも紙でも構いません。
※マニュアルがよくわからない方は、ご自分が関わった事業において実施の際に使用した書類(募集案内、参加者のしおり等)をご持参ください。
※上記資料を当日持参されなかった場合、検定に合格してもリスクマネジメントディレクターとして認定できません。