CONE安全管理者登録の皆様へ
日頃よりCONEの活動にご協力、ご理解いただき有難うございます。
CONE安全部員の町頭です。
台風6号、7号により、九州、西日本の地域では甚大な被害が出ているようですが、
皆様の地域では大丈夫だったでしょうか?
8月9月は台風シーズンですね、しばらくは気を付けて活動して下さい。
8月2回目の情報提供は
1.ChartGPTを悪用した不正手口情報
2.自然体験活動、野外で起きる事故の要因の一つとして人間のミス(ヒューマンエラー)について
を、ご案内します。
1.ChartGPTを悪用した不正手口・・・添付ファイルをご参照ください
既にご存知の通り、ChartGPTは、大量の言語を学習して自然な文章が生成できるAIチャトボットです。
最近、より高度な言語理解の力を備え、複雑なタスクにも対応できる「GPT4.0」が発表されて話題となっていますが、既に犯罪者によって巧妙な手口で不正利用
(フィッシングメールやマルウエアの作成等)されていることが確認されております。
2.自然体験活動、野外で起きる事故の要因やヒヤリハットの要因の一つとして、人間のミス(ヒューマンエラー)が多いことが報告されています。
また、完璧に仕事をこなす人、ミスが無い人はほとんど見られないのではないでしょうか?
そこで、どのようなタイプの人が事故を起しやすいか、またそれを防ぐためにはどの様な事に気を付ければ良いのか、ご案内したいと思います。
以前、「仕事のミス・事故を無くそう ウィークポイントチェック」の統計を取った際に次のような傾向がみられました。
野外で活動(仕事として)している方々には次のようなタイプの方々が見られました。
①危険志向タイプ
斬新で奇抜な事をしたいあまり、ついついリスクのある事をしたくなる性格です。誰も気が付かない仕事や新たな発見につながることも有りますが、
慎重さが求められる作業や重大な責任が問われる仕事ではマイナスに働くことがあります。
このような方々へのアドバイスとして、
・危険を冒して問題は無いのか、他に選択肢はないのかなど、状況を冷静に見極めることが重要です。
・出来るだけ即断を避け、慎重に判断する習慣を身につけましょう。
②注意コントロール不全
注意には限りがあります。仕事を円滑に進めるためには、限りある注意を適切に配分したり、集中したり、持続しなければなりません。
これらの調整が上手く出来ないと、仕事上でミスや不安全な行動を多発します。また、注意の容量には個人差があるため、注意不全に陥りやすい人と
そうでない人もいます。
このような方々へのアドバイスとして、
・複雑で注意を多く必要とする仕事をするときには、他の仕事を同時にしないようにしましょう。
・注意を集中できる環境を設定したほうが良いでしょう。
・注意が長続きしない場合には、適度な休憩を取ることで不安全行動は回避出来ます。
「AIG自己診断シリーズ 職場のミス・事故をなくそう! ウィークポイントチェック」より
はてさて、自分はどのような傾向にあるのでしょうか? 一度自分自身をチェックしてみても面白いかもしれません。
以上。